2025年3月6日(日)に歴史文化資料保全首都圏大学協議会「地域開発と文化財保全活動の行方:成田空港拡張計画と地域文化」を開催しました。今年度は「開発」をテーマに据え、千葉県で進められている資料保存や文化継承の取り組みの成果や課題について協議しました。

地域開発と文化財保全活動の行方:成田空港拡張計画と地域文化

【日時】2025年3月6日(木)13:30~17:00
【会場】千葉大学西千葉キャンパス総合研究棟2階グラデュエイトラウンジ1
【主催】大学共同利用機関法人人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」(主導機関:国立歴史民俗博物館)
【プログラム】
・開会挨拶:若尾政希(人間文化研究機構)
・趣旨説明:小野塚航一(国立歴史民俗博物館)
・報告1:新井勝紘(元専修大学/成田空港空と大地の歴史館名誉館長)「「成田空港問題」をめぐる資料保全と歴史伝承―共生会館の挫折と「空と大地の歴史館」開設にかかわって―」
・報告2:相川陽一(長野大学)「成田空港の大規模拡張に伴う集落移転と地域資料・文化財の緊急保全活動」
・報告3:檜皮瑞樹(千葉大学)「地域資料保存と大学教員―千葉大学での事例から―」
・コメント:高田雅士(駒澤大学)「歴史のなかの「開発」と地域社会―戦後史のなかで成田空港拡張計画を考える―」
・討論司会:天野真志(国立歴史民俗博物館)
【参加者】20名