2023年3月26日(日)に歴史文化資料保全首都圏大学協議会「シンポジウム「多摩地域における史料保存の現状と課題」」を開催しました。今年度は開催地である多摩地域の取り組みをもとに、自治体や資料保存・収蔵機関、大学、地域住民が連携した資料保存・継承の可能性や首都圏での防災のあり方を協議し、今後のさらなる連携強化に向けた課題を確認しました。

シンポジウム「多摩地域における史料保存の現状と課題」

【日時】2023年3月26日(日)13:15~16:50
【会場】パルテノン多摩会議室1
【主催】大学共同利用機関法人人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」(主導機関:国立歴史民俗博物館)
【共催】中央大学政策文化研究所「地域社会の持続と歴史的始原の保存・活用」チーム
【プログラム】
・開会挨拶:若尾政希(人間文化研究機構)
・趣旨説明:宮間純一(中央大学)
・報告1:保坂一房(たましん地域文化財団歴史資料室)「多摩地域における自治体史編さんと資料保存」
・報告2:橋場万里子(公益財団法人多摩市文化振興財団)「地域資料をきかに継承していくか-地域が直面する代替わりと収蔵問題-」
・コメント:黄川田翔(独立行政法人国立文化財機構)「東京都における文化財防災体制の現状と課題」
【参加者】約20名